所沢駅

所沢駅
西口旧改札前(2005年5月)
西口旧改札前(2005年5月)
ところざわ - Tokorozawa
所在地 埼玉県所沢市くすのき台一丁目14-5
北緯35度47分10.32秒
東経139度28分26.1秒
座標: 北緯35度47分10.32秒 東経139度28分26.1秒
所属事業者 西武鉄道
駅構造 地上駅
ホーム 3面5線
乗降人員
-統計年度-
94,827[1]人/日
-2010年-
開業年月日 1895年明治28年)3月21日
乗入路線 2 路線
所属路線 新宿線
駅番号 SS 22
キロ程 28.9km(西武新宿起点)
SS21 東村山 (2.9km)
(1.6km) 航空公園 SS23
所属路線 池袋線
駅番号 SI 17
キロ程 24.8km(池袋起点)
SI16 秋津 (3.0km)
(2.4km) 西所沢 SI18

所沢駅(ところざわえき)は、埼玉県所沢市くすのき台一丁目にある西武鉄道である。

目次

利用可能な鉄道路線

このほか、池袋線当駅 - 秋津間の秋津寄りにJR武蔵野線新秋津駅への連絡線が分岐している。武蔵野線の開業後に、この連絡線を使って貨物列車の受け渡しが行われたが、貨物列車の廃止後は新型車両の搬入や他社へ譲渡する中古車の搬出用(車両輸送)に使われている。なお、孤立路線である多摩川線の車両の出入りもこの連絡線を通じて行われている。西武鉄道の案内図などでは『新宿線所沢駅』としていることが多い。

駅構造

駅構内図
構内(2005年11月3日)

単式ホーム1面1線、島式ホーム2面2線、計3面5線を有する地上駅。歴史的経緯により駅への進入経路が新宿線と池袋線で上下線が反対のため、行先方面が直感的に分かりにくくなっている。1号車の方向は、当駅を基準として、池袋線では下り側(飯能方面)であるが、新宿線では上り側(西武新宿方面)と、逆になっている。この配線のおかげで「西武新宿発西武球場前駅行」「本川越発西武球場前行」など柔軟な運行が可能になっている。駅名標に前駅は表記されていなかったが、2008年から設置された新デザインの駅名標には前駅が表記されている。

中央が上り池袋・西武新宿方面ホームとなっている。このために池袋線の列車と新宿線の列車との接続列車待ちがしばしば行われる。歴史的な経緯から、先に建設された新宿線が一直線に当駅へ進入しているのに対し、池袋線は新宿線に合わせるような形で建設されたため、上下線とも急カーブで駅構内に進入する形になっている。

各ホームを連絡する跨線橋は3か所あり、東村山西所沢側の跨線橋は東口・南口へアクセスする橋上改札がある[2]。2012年3月8日にはホーム中央部の跨線橋が廃止され、新橋上駅舎の一部の供用を開始した[3]。こちらは西口へアクセスする改札がある。航空公園・秋津側の跨線橋からは橋上改札にはアクセスできない[2]

トイレは1番ホーム上と東口改札外にある[2]。だれでもトイレ(多機能トイレ)は東口改札外側にのみ設置されている[2]

開設以来1世紀以上の歴史のある駅であるが、これまでにホーム・コンコース・構内配線などの部分的な改良は行われたものの、駅全体の大改良を実施したことはなかった。このため、ホームやホームの屋根は新旧さまざまなものが継ぎ足されて構成されており、時代が進むにつれて増築されていった歴史を物語っている。ホームの敷石については、開通当初のものが現存している。

21世紀に入り、西武鉄道創立100周年の節目であり、池袋線が東京地下鉄副都心線を通じて東急東横線との相互直通運転を開始する予定の2012年度の完成を目指し、駅舎改良工事に着手することが2009年12月に決定した[4]

改良工事の主なポイントは

  • 西武鉄道のフラッグシップとなる駅舎
  • ホーム中央の線路上空に新規に橋上駅舎を建設し、現在の西口・南口改札を統合
  • 西武鉄道としては初の授乳室、LCD式列車案内表示器、屋上庭園の設置

である[4]

のりば

1 新宿線 新所沢本川越方面
2 新宿線 田無高田馬場西武新宿国分寺線 国分寺方面
3 池袋線 ひばりヶ丘石神井公園練馬池袋
Y 有楽町線 新木場F 副都心線 渋谷方面
4・5 池袋線 小手指飯能吾野西武秩父秩父鉄道線 三峰口長瀞方面

備考

  • 1番ホームは新宿線下り列車が発着する。トイレや駅ナカ店舗があるほか、改良工事前は西口改札と直結していた[2]。改良工事前はエレベーターがなかったため、車椅子利用者などエレベーターが必要な人は一旦改札外に出る必要があった。
  • 2番ホームは新宿線上り列車が発着する。そのため、上り方面へ向かう乗客は、階段の上り下りをせずに同一ホームでの乗り換えが可能となっている[2]。以前は1番ホームと2番ホームの間に中線が存在していたが、撤去の上ホームを拡張したため、この中線が2番ホームとなった。この作業は一夜にして旧2番ホームの線路上にホームを仮設して行われたので、長い間この部分のみ色が異なっていた。
  • 3番ホームは池袋線上り列車が発着する。同じ上りでも列車は新宿線上り列車とは逆方向に動く[2]。また、2番ホームと3番ホームの列車の進行方向は見かけ上右側通行になり、日本における通常の鉄道の進行方向とは逆である。
  • 4番ホームは池袋線下り副本線である。以前は4番ホームが下り飯能方面への本線で、副本線であった5番ホームに急行が先着、後から来た特急が4番ホーム本線に停車し、緩急接続をする形であった。現行の4番ホームは主に特急・当駅終着列車・臨時列車の発着に使われる。また、本駅以東で復旧の見込めない事故が発生した際には池袋線上り列車を直接進入させ、埼玉県内で折り返し運転を行うことが可能であり、池袋線の柔軟な運用に大いに役立っている。
  • 5番ホームは池袋線下り本線である。

当駅始発・終着列車の扱いについて(池袋線のみ)

  • 3番ホームに入線し、そのまま池袋行として折り返す。
  • 4番ホームで乗客を降車させた後、上り線を横断し西所沢側にある2本の留置線(池袋線と新宿線に挟まれた位置にある)に進入させ、3番ホームに入線し池袋方面の列車となる。この留置線は、夜間に8両編成と10両編成を留置し、翌日のラッシュ時に設定されている始発電車に対応する。

西武球場前行列車の扱いについて

  • 西武ドームでのプロ野球公式戦やイベントが開催される際は、通常は所沢終着の電車が臨時で西武球場前行になり、4番ホームから発車する。なお、2008年6月14日のダイヤ改正では新たに小手指行の一部が西武球場前行に変更され、西所沢 - 小手指間が区間運休となる場合がある。2010年3月6日のダイヤ改正では副都心線・有楽町線直通を含む飯能行・小手指行の一部が西武球場前行に変更され、当駅始発の飯能行・小手指行と接続するように変更された。
  • 西武新宿発西武球場前行の臨時列車は、新宿線下りホームの手前にある連絡線を通り、新宿線・池袋線の両上り線を横断して4番ホームに進入し、折り返す形で発車する。
  • 本川越駅発西武球場前行の臨時列車は、新宿線上りホームの手前にある連絡線を通り、池袋線の上り線を横断して4番ホームに進入し、そのまま発車する。

利用状況

2010年度の1日平均乗降人員は94,827人[1](西武鉄道全92駅中7位[5])である。2010年度統計では増加率の大きかった小竹向原駅(2010年度統計:100,552人)に抜かれ、順位を1つ下げた[5]。過去の乗降人員は以下の通り。

年度 新 宿 線 池 袋 線 相互乗換 出典
2006年 40,200 52,535 118,868 [6]
2007年 40,883 53,726 118,882 [7]
2008年 41,513 54,808 120,003 [8]
2009年 41,127 55,029 118,541 [9]
2010年 40,453 54,374 116,170 [10]

駅周辺

当駅周辺は所沢市の中心部であり、駅を中心に市街地が広がっている。西口の駅前にはプロペ通り商店街をはじめ、西武百貨店ダイエー西友など大規模な商業施設が進出している。なお、所沢市役所は新宿線で隣の航空公園駅が最寄り駅となっている。当駅の東村山寄りからは西武鉄道の車両工場(西武所沢工場)への線路が分岐していたが、工場の廃止とともに線路も撤去され、引込線の敷地も後に駐輪場等に転用されている(道路を跨ぐ部分はレール撤去の上整地)。西口より南側には南口があり、西武百貨店に直接つながっている。

東口は1983年になって開設されたため、西口に比べて閑静な街並みとなっているが、関西方面や成田空港などへの高速バスや多くの一般路線バスが発着する。西口にも路線バスが発着しているが、西口発着の路線は付近の道路渋滞による影響もあり、多くが東口発着や他駅発着に変更され、松が丘住宅など一部の路線だけに縮小している。

南側にある東村山7号踏切は新宿線と池袋線が通り、飯能寄りに留置線もあるため、距離の長い開かずの踏切となっている。自動式だが、西口側には係員がいることがある。

東口

東口(2008年10月)

駅ナカ店舗

出店店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「所沢駅の店舗情報」を参照。

西口・南口

西口(2008年10月)

※所沢市役所・所沢郵便局航空公園駅が最寄り。

バス

路線バスとコミュニティバスは西武バス所沢営業所により運行されている。空港連絡バスと高速バスは西武バスと他社の共同運行となっている。

東口

1番のりば

2番のりば

3番のりば

スクールバス

市内循環バス「ところバス」

  • 南路線吾妻循環

西口

1番のりば

  • 所20-1:日吉町・航空公園駅経由 並木通り団地行

2番のりば

3番のりば

  • 市内循環バス「ところバス」:南路線吾妻循環 所沢駅東口行/南路線山口循環 航空公園駅行

歴史

  • 1895年明治28年)3月21日 - 開業。
  • 1915年大正4年)4月15日 - 武蔵野鉄道開業。共用開始に伴い川越鉄道が駅業務担当。
  • 1940年昭和15年)1月2日 - 当駅近くで武蔵野鉄道線列車正面衝突事故発生。
  • 1958年(昭和33年)12月19日 - 新宿線柳瀬信号所 - 所沢間複線運転開始。
  • 1960年(昭和35年)5月25日 - 池袋線秋津 - 所沢間複線運転開始。
  • 1963年(昭和38年)11月1日 - 池袋線池袋 - 所沢間で日本私鉄初の10両編成運転開始。
  • 1965年(昭和40年)11月5日 - 池袋線所沢 - 西所沢間複線運転開始。
  • 1967年(昭和42年)10月27日 - 新宿線所沢 - 新所沢間複線運転開始。
  • 1983年(昭和58年)4月5日 - 東口仮駅舎と跨線橋使用開始。東口が開設される。
  • 1989年平成元年)
    • 9月11日 - 駅構内の大幅な改良工事が実施される。
    • 11月25日 - 所沢ステーションビル・西武総合案内所開設。
  • 1990年(平成2年)8月1日 - 北側(本川越・池袋寄り)乗り換え跨線橋使用開始。
  • 1991年(平成3年)1月27日 - 東口改札口移設、自由通路使用開始[1]
  • 2000年(平成12年)12月22日 - 南口改札(西武口)と東口改札を統合し、新改札口を開設(現南口)。
  • 2010年(平成22年)
    • 3月 - 新駅舎改築工事着工[2]
    • 7月23日 - 新駅舎工事の進展に伴い西口改札の使用を停止させ、所沢ステーションビル1階に仮西口改札を開設。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月8日 - 新橋上駅舎の一部(西口と改札口)を供用開始。これに伴い、仮西口改札とホーム中央部の跨線橋が廃止される[3]。改札口脇に駅ナカコンビニTOMONYオープン。
    • 6月中旬 - Emio所沢(I期、改札外)オープン予定[4]
    • 11月 - 東口から新駅舎までの通路、新駅舎トイレの供用開始予定[3]。Emio所沢(II期、改札内)オープン予定。
  • 2013年(平成25年)3月 - 駅舎改築工事完了予定[2]

隣の駅

西武鉄道
新宿線
特急「小江戸」停車駅
快速急行・通勤急行(上り方面のみ)
東村山駅 (SS21) - 所沢駅 (SS22) - 新所沢駅 (SS24)
急行・準急・各停
東村山駅 (SS21) - 所沢駅 (SS22) - 航空公園駅 (SS23)
池袋線
特急「ちちぶ」「むさし」停車駅
快速急行
ひばりヶ丘駅 (SI13) - 所沢駅 (SI17) - 小手指駅 (SI19)
急行(西所沢側は当駅から各駅に停車)
ひばりヶ丘駅 (SI13) - 所沢駅 (SI17) - 西所沢駅 (SI18)
通勤急行(上り方面のみ、当駅までは各駅に停車)
東久留米駅 (SI14) - 所沢駅 (SI17) - 西所沢駅 (SI18)
快速・準急・通勤準急・各停
秋津駅 (SI16) - 所沢駅 (SI17) - 西所沢駅 (SI18)

脚注

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  1. ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
  2. ^ 所沢駅改良工事のご案内 工事の順序 - 西武鉄道
  3. ^ 引用エラー 無効な <ref> タグ: press120216という名前の引用句に対するテキストがありません。
  4. ^ 「西武鉄道駅ナカ・駅チカ商業施設Emio(エミオ)お客さまに選ばれる沿線を目指して積極展開を図ります」 (ニュースリリース) - 西武プロパティーズ(2012年3月1日)

関連項目

外部リンク

  • 西武鉄道 所沢駅
  • 西武鉄道 所沢駅改良工事のご案内 - 改良工事の概要などの専用ページ

最終更新 2012年4月25日 (水) 16:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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